●2022年度東北・北海道BM協議会 入札制度を巡り活発に意見交換
(公社)全国ビルメンテナンス協会北海道地区本部と(一社)北海道ビルメンテナンス協会は9月15日、釧路市のANAクラウンプラザホテル釧路で2022年度東北・北海道BM協議会を開催した。会には東北6県と北海道から約80人の協会関係者が集まり、北海道と東北の業界が直面している入札の課題について、問題の解決に向けての取り組み状況等を報告し、意見を交換し合った。
●特定技能制度 ビルクリは2万人に縮小
政府は8月30日、受入見込人数の見直しなどを内容とする「特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針(分野別運用方針)」の改定を閣議決定し、同日から適用を開始した。5年間(19~23年度)の受入見込人数(上限)は、12業種合計で2万人減の36万5150人、ビルクリーニング分野は当初の3万7000人から半減に近い2万人に下方修正された。
●基準地価 住宅地が31年ぶりに上昇 コロナ禍から回復傾向
国土交通省は9月20日、2022年都道府県地価調査(基準地価)の結果を公表した。全国の地価変動率は全用途平均で0・3%(前年度比0・7㌽上昇)となり3年ぶりに上昇。商業地も0・5%(同1・0㌽上昇)で3年ぶりの上昇、住宅地は0・1%(同0・6㌽上昇)で1991年以来、実に31年ぶりの上昇となった。
●ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2022
新たな挑戦へ ビルメンテナンスの未来を創る
(公社)全国ビルメンテナンス協会(一戸隆男会長)と(一社)日本能率協会(中村正己会長)が主催する「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2022」が、いよいよ10月26日~28日(時間は10時~17時)の3日間、東京都江東区にある東京ビッグサイト東展示棟で開催される。
1991年以来、全国ビルメンテナンス協会が隔年で開催してきた「ビルメンヒューマンフェア」と日本能率協会が2014年以降、毎年開催してきた「クリーンEⅩPO」が、5年前に融合して合体。業界を代表する二つの展示会がタッグを組んだことにより、「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPО」はビルメンテナンス関連の展示会としては日本最大級の規模となった。
●主要企業夏季一時金 4年ぶりに増加
厚生労働省は9月9日、主要企業における2022年夏季一時金の妥結状況をまとめた。平均妥結額は83万2340円(前年比7・59%増)で、4年ぶりに前年を上回った。
●伊藤英明氏 旭日小綬章受章を祝う会
令和2年秋の叙勲で旭日小綬章を受章した伊藤英明氏(公社・全国ビルメンテナンス協会東北地区本部長、⑭盛岡総合ビルメンテナンス会長)の受章を祝う会が9月24日、岩手県盛岡市の盛岡グランドホテルで行われ、約150人が参集して同氏の栄誉を祝った。
●東京ガラス外装クリーニング協会 実作業に近い4競技の新大会を企画
(一社)東京ガラス外装クリーニング協会(略称GCA、佐元正之会長)は10月30日、東京都昭島市の昭島スタジオで「ロープアクセスによるデモンストレーション大会」を開催する。
このイベントはGCAが独自に企画したもので、「新人からベテランまで、現場で役に立つ大会」をコンセプトに、2人1組の5チームが4つの競技で成績を競う。初めての開催ということもあり、今回は観客を入れず試行的なデモンストレーションとして実施するが、実施結果を検証した上で新たなイベントとして定着させていきたい考えだ。
●厚生年金適用拡大 100人超企業が対象に
年金制度改革の一環として10月1日から被用者保険(厚生年金保険、健康保険)の適用範囲が拡大され、対象となる企業規模が従来の「500人超」から「100人超」に引き下げられた。
今回の制度改正は20年6月に公布された年金制度改正法によるもの。企業規模要件は2年後の24年10月から、更に「50人超」まで拡大されることが決まっている。