●技能実習・特定技能制度 日本語能力や適応力に課題 働く意欲や理解度高く
出入国在留管理庁はこのほど、2022年5月から6月にかけて技能実習制度と特定技能制度の関係者を対象に実施した意識調査の結果をまとめた。調査からは、どちらの制度においても受け入れ側は外国人労働者の日本語能力や日本への適応に課題を感じている割合が高い一方、外国人を理解しようとする姿勢に欠けている面があることがうかがえる。技能実習制度は現在、廃止の方向で検討されているが、外国人技能実習機構が実施した実習実施者から徴収する監理費用等の調査によると、技能実習2号(3年間)で一人あたりの平均費用は140万円余りであることが分かった。
●厚労省 発注事務ガイドラインを改正 再委託の適正化にも言及
厚生労働省は4月28日、「ビルメンテナンス業務に係る発注関係事務の運用に関するガイドライン」を改正し、各省庁・都道府県に通知した。
●第18回ビルクリーニング技能競技会東京大会 金賞は東京海上日動ファシリティーズ・引間諒二氏 上位2名が11月の全国大会へ
(公社)東京ビルメンテナンス協会は5月18日、東京・西日暮里のビルメンテナンス会館で、「第18回ビルクリーニング技能競技会東京大会」を開催した。
●日本フロアーポリッシュ工業会・第51期通常総会 楠薫会長を再選「JFPA規格総覧」第9版を発行 PFAS規制への対応も検討
日本フロアーポリッシュ工業会(略称JFPA)は5月16日、東京都千代田区の霞山会館で「第51期通常総会」を開催し、22年度事業報告・決算、23年度事業計画・予算、任期満了に伴う役員改選などの議案について審議し、決定した。
●2022年度募集時賃金 清掃等は軒並み上昇 設備管理は低下地域も
本紙は、人材情報発信大手2社が毎月公表しているパート・アルバイトの募集時賃金を基に、ビルメンテナンス関連職種の2022年度平均時給を算出した。集計したのは㈱アイデムと㈱リクルート・ジョブズリサーチセンターが公表した22年4月~23年3月のパート・アルバイト募集時賃金。12カ月分の募集時賃金を職種ごとに単純平均した値を年度平均時給とした。
●ケルヒャー ジャパン 創立35周年記念『ケルヒャーフェア35』を開催 今後はロボティクスや家庭用ビジネスに重点
家庭用及び業務用のトータル清掃・洗浄システム販売のケルヒャージャパン㈱(本社:横浜市港北区、マーク・ヴァン・インゲルゲム社長)は今年、1988年の会社創立(当時はケルヒャークリーニングシステムズ)から35年を迎え、5月17日に東京都目黒区のウェスティンホテル東京で記念イベント『ケルヒャーフェア35』を開催した。
●第31回ヨコハマビルメンフェア 3年ぶりの開催で約1200人が来場 人材不足と環境問題に対応した製品を展示
横浜建物管理協同組合(鈴木良一代表理事)は5月10日、横浜市中区の横浜産貿ホールで「第31回ヨコハマビルメンフェア」を開催した。