●特定技能2号を11分野に拡大 ビルクリも対象に追加 2年以上の実務経験求める
政府は6月9日、ビルクリーニング分野などを特定技能2号の対象に追加することを閣議決定した。追加されるのは特定技能外国人制度の対象とされている12分野のうち、以前から2号が認められていた「建設」「造船・舶用工業」と既に専門的・技術的分野の在留資格がある「介護」を除く9分野。在留期間が最長5年に限定される1号と異なり、2号は在留期間を更新することで長期間の就業が可能となるため、外国人材の確保・定着の選択肢が広がることが期待される。
●大阪ビルメンテナンス協会 創立60周年を盛大に祝う 記念式典、記念講演会、記念祝賀会を開催
(一社)大阪ビルメンテナンス協会は6月15日、大阪市北区のリーガロイヤルホテルで創立60周年を祝う記念式典、橋本聖子参議院議員による記念講演会、および記念祝賀会を開催した。会場には国会議員、地方公共団体や関連団体関係者、協会会員など約300人が参集し、1963(昭和38)年6月15日の正式発足から60年となる節目を祝う記念行事を盛大に執り行った。
●中小企業向け契約基本方針 官公需の61%、5兆6598億円を目標 ビルメンへの配慮を明記
政府はこのほど、2023年度の中小企業・小規模事業者向け契約目標を官公需総額の61%(22年度目標と同率)、金額にして5兆6598億円(22年度目標比3860億円増)を目標とする「中小企業者に関する国等の契約の基本方針」を閣議決定した。
●2年熱中症死傷災害発生状況 ビルメン業も2人202死亡 被災者数が大幅に増加
厚生労働省がまとめた職場での熱中症による死傷災害発生状況(2022年確定値)によると、22年1年間における休業4日以上の死傷災害者は827人(前年比266増)、うち死亡者は30人(同10人増)で、前年より大幅に増加したことが分かった。
●日本空調システムクリーニング協会 2023年度定時社員総会&35周年記念祝賀懇親会 新会長に清水晋氏を選出 創立35周年で新体制が発足
(一社)日本空調システムクリーニング協会(略称JADCA、小川明彦会長)は6月7日、東京都荒川区のアートホテル日暮里ラングウッドで2023年度定時社員総会を開催。22年度事業報告・決算、事務所移転及び予算修正、定款の最終確認について審議し、原案通り可決するとともに、役員改選では小川明彦会長に代わる新たな会長として清水晋(すすむ)氏(日本ウイントン㈱執行役員業務企画部長)を選出した。
●東京ビルメンテナンス協会・第57回優良従業員表彰式 190社・777人を表彰 高度化する要請への対応を
(公社)東京ビルメンテナンス協会(佐々木浩二会長)は6月19日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで「第57回優良従業員表彰式」を開催した。
●2022年労災動向調査 建物サービス業は頻度・強度とも高水準 発生頻度は3年ぶりに低下
厚生労働省は6月1日、2022年労働災害動向調査の結果を公表した。調査は規模100人以上の1万6000事業所を対象に実施したもの(有効回答率64・6%)。
●全国ハウスクリーニング協会・2023年度定時社員総会 会員数の増加に全力 資機材等の販売に意欲
(公社)全国ハウスクリーニング協会は6月9日、東京都文京区の東京ガーデンパレスで2023年度定時社員総会を開催。2022年度事業報告と収支決算報告及び会計監査報告、定款の一部変更、理事選任を審議し、全て原案通り承認した。また併せて、2023年度事業計画と収支予算について報告した。
●第19回ガラスクリーニング選手権大会東京予選 53選手が5年ぶりに出場 優勝はSFビルメンテナンス・菅原英樹選手
(一社)東京ガラス外装クリーニング協会(佐元正之会長、略称GCA)は6月6日、東京都墨田区のみどりコミュニティーセンターで「第19回ガラスクリーニング選手権大会東京予選〝WAC2023〟」を開催した。
●マンション管理業協会・第44回定時総会懇親会 令和6年度末に適正評価登録1万件を目指す 新たに副理事長3名を選任
(一社)マンション管理業協会は6月13日、東京都港区の第一ホテル東京で第44回定時総会を開催。令和4年度事業報告及び決算、役員選任について審議し、原案通り承認した。任期途中で退任となった役員に代わる役員選任では総会終了後に開催した第368回理事会で新たに副理事長3名を選定した。