●マンション外部管理者GLを改定 管理業者管理に対応 区分所有者が監督を
国土交通省は6月7日、マンション管理組合以外の外部の者が管理者となる場合の留意事項や活用例などをまとめたガイドライン(GL)を改定した。近年増加している管理会社を管理者とする場合(管理業者管理者方式)について、新たに章を設け記述を追加。管理組合以外の者による管理方式の呼称をこれまでの「第三者管理者方式」から「外部管理者方式」に変更し、ガイドラインの名称も「マンションにおける外部管理者方式等に関するガイドライン」と改めた。
●省エネ基準見直し 中規模非住宅建築物も大規模の規準と同じに 住宅トップランナー基準も強化
国土交通省の社会資本整備審議会と経済産業省の総合資源エネルギー調査会は6月3日、合同会議を開催し、「中規模非住宅建築物の省エネ基準」と「住宅トップランナー基準」の見直し案について事務局案を妥当とする見解をまとめた。
●全国ハウスクリーニング協会・2024年度定時社員総会 堤昭一会長を再選 協会設立45周年の課題は認知向上
(公社)全国ハウスクリーニング協会は6月14日、東京都文京区の東京ガーデンパレスで2024年度定時社員総会を開催。2023年度事業報告と収支決算報告及び会計監査報告、理事・監事の選任を審議し、全て原案通り承認した。また併せて、2024年度事業計画と収支予算について報告した。
●マンション管理業協会 高松茂理事長を再任 第45回定時総会・懇親会を開催
(一社)マンション管理業協会は6月11日、東京都港区の第一ホテル東京で第45回定時総会を開催。令和5年度事業報告及び決算、役員の選任、定款変更、会費改定を審議し、いずれも原案通り承認した。
総会終了後には新役員による理事会が開催され、高松茂理事長の再任が決定した。高松理事長は2期目で任期は2年。
●日本空調システムクリーニング協会・第3回ビル空気環境表彰 大賞は日本都市センター会館 室内空気を最適管理
(一社)日本空調システムクリーニング協会(略称JADCA、清水晋会長)は6月5日、東京・日暮里のアートホテル日暮里ラングウッドで「2024年度定時社員総会」と「第3回ビル空気環境表彰式」を開催した。
●東京ビルメンテナンス協会・第58回優良従業員表彰式 179社・756人を表彰 更に質の高い都市環境の創造に貢献を
(公社)東京ビルメンテナンス協会は6月18日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで「第58回優良従業員表彰式」を開催した。
今回表彰されたのは会員企業のうち179社から模範となる従業員として推薦(各社で最大5人)があった756人。
●インタークリーン・アムステルダム2024視察報告 新時代の到来を予感させる革新的な製品群に感嘆 4日間で3万人が来場
特別寄稿 岡本英男(㈱フォンシュレーダージャパン代表取締役社長)
ヨーロッパ最大の清掃、衛生関連の展示会である『インタークリーン・アムステルダム2024』が、さる5月14日から17日(現地時間)までの4日間、オランダの首都アムステルダムのRAI展示場で開催された。世界中からクリーニングと環境衛生のエキスパートが集まるこの展示会は現在、業界としては世界最大級の規模となっている。今回、その世界規模の国際見本市を日本からツアーを組んで訪れた㈱フォンシュレーダージャパン(本社:東京都北区)の岡本英男代表取締役社長が現地で視察。本紙に展示会リポートを寄稿してくれた。
●第32回ヨコハマビルメンフェア注目製品紹介 環境や人材不足対応で各社が多様な提案
横浜建物管理協同組合が5月15日に開催した「第32回ヨコハマビルメンフェア」には40社が出展し、環境への配慮や労力・コストの低減、人材不足の軽減など、ビルメンテナンス企業が抱える課題に対応した製品やサービスが数多く提案された。ここでは、その中から多くの来場者で賑わった展示会で注目を集めた製品を紹介する。